
【2025年最新】FileMaker ライセンスの変更点を徹底解説!

2025年7月9日、ClarisよりFileMaker 2025の新ライセンス体系が発表されました。
「え、ライセンスが変更?」と驚かれた方も多いのではないでしょうか。
システムの変更には不安がつきものですが、今回の変更は日々の業務をより効率化し、皆さんの企業の成長を後押しする大きな進化となっています。株式会社サポータスは、6年連続でClaris Excellence Awardを受賞し、600社を超える導入支援の実績を持つファイルメーカー専門のパートナーです。
本記事ではClarisの発表したライセンス変更のお知らせをもとに、今回の変更点とそのメリットをわかりやすく解説いたします。
目次
FileMaker ライセンスが変わる!4つの主な変更点
2025年7月に発表されたClaris FileMakerの新ライセンス体系では、Clarisプラットフォームが統合され、よりシンプルで柔軟な運用が可能になりました。
1. Clarisプラットフォーム統合で管理がもっと簡単に
今までは、FileMaker/Claris Connect/Claris Studioは別々に管理が必要でした。「どこで何を管理していたか分からない」というご担当者様も多くいらっしゃったのではないでしょうか。2025年の新ライセンスでは、これらが統合され、一元管理が可能になりました。
ライセンス管理の負担が軽減され、まるで散らかった書類が一瞬で整頓されたような快適さが得られるはずです。
POINT
✅ 管理の一本化で運用コストも削減
✅ 各サービス間の連携もスムーズに
2. Starter/Maxの2プランで最適な導入が可能に
業務規模や用途に応じて、最適なプランを選べるようになりました。

出典:Claris FileMaker ボリュームライセンス契約のお客様は追加料金なしで Claris Studio と Claris Connect が利用可能に。
✅ Starterプラン(小規模〜中規模向け)
- Claris Connect:5フローまで
- Claris Studio:10ビュー(※9月8日までは無制限)
- 基本機能をコストを抑えて導入可能
✅ Maxプラン(大規模組織向け)
- Claris Connect:50フロー
- Claris Studio:ビュー数無制限
- 複雑な業務プロセスも対応可能
🎁【特典】2025年9月8日まではStarter契約でもMax機能を無料で試用できます!
3. FileMaker Cloudによるクラウド活用がより柔軟に
FileMaker Cloud(クラウド版)のライセンスも、新体系に合わせて一新されました。
従来のEssentials/Standardプランは「Starter」「Max」に統一され、クラウド利用でも同じ条件で利用できます。

出典:Claris FileMaker ボリュームライセンス契約のお客様は追加料金なしで Claris Studio と Claris Connect が利用可能に。
POINT
✅ サーバーの構築・管理が不要
✅ 自動アップデートと最新のセキュリティ環境
✅ SOC 2 Type II、ISO27001 などの認証で高い信頼性
✅ Web上での運用・共有がスムーズにオンプレミス版だけでなく、クラウド環境でのFileMaker活用を検討している方にも最適な選択肢が提供されています。
4. 追加費用なしでの機能提供がうれしい
以下の契約をお持ちのお客様は追加費用なしでプラットフォーム機能を利用可能です。
- 年間ライセンス契約ユーザー
- 保守契約が有効な永続ライセンスユーザー
- ユーザーライセンスまたはサイトライセンス契約ユーザー
※同時接続ライセンスの場合は移行が必要です。
同時接続ライセンスご利用中の方へ|移行時の注意点
統合型Clarisプラットフォームを利用するには、ユーザーライセンスへの移行が必要です。「費用面が不安」「操作が難しそう」といったご不安も、サポータスが丁寧にご相談に応じます。
最適なプラン選定やコスト試算もお任せください。
サポータスが提供するFileMaker 支援サービス
ライセンス導入からファイルメーカー活用支援まで、サポータスはClaris公認パートナーとして幅広いサポートを提供しています。無料相談・技術支援・長期的な伴走支援など、安心のサポート体制をご紹介します。
業務課題のヒアリングと最適プランのご提案
まずはお客様の業務内容や課題を丁寧にヒアリングし、最適なFileMakerライセンスの導入方法をご提案します。
「クラウド or オンプレミス」「Starter or Max」など、お客様の状況に応じて最適なプランを設計いたします。
初期設定とアプリケーション開発支援
ライセンス導入後、Claris FileMakerやClaris Connect、Claris Studioを組み合わせた業務アプリケーションを構築します。ローコードによる柔軟な開発により、スピーディーな業務デジタル化が可能です。
運用定着と継続的な改善支援
システム導入後も、定着に向けたサポートを継続します。利用状況の分析や業務変化に応じたカスタマイズにも柔軟に対応し、長期的に成果を出すための体制を整えます。
導入事例で見るFileMaker活用の可能性
FileMakerは、業種・業務の特性に合わせてカスタマイズ可能な柔軟性が強みです。
実際にFileMakerライセンスを導入し、業務効率化や現場改革に成功された企業様の事例をご紹介します。
【製造業】B-Rサーティワンアイスクリーム(株)様
「紙とFAXでの発注業務をFileMakerでシステム化し、業務負荷とミスを削減。スモールスタートで開発を進め、評価制度の見える化にも成功しました。」
【金属製品製造業】(株)豊前工業所様
「iPadとFileMakerで工程管理をデジタル化。紙の図面管理が不要になり、現場の進捗共有がスムーズに。高齢の社員も簡単に使いこなせています。」
【飲食業】(株)ケンコーホールディングス様
「Excelで1週間かかっていた勤怠集計をFileMakerで即時化。業務効率が大幅に向上し、入力ミスもほぼゼロに。現場からも“楽になった”と好評です。」
FileMaker ライセンスの進化をチャンスに
「ライセンスの変化について行けそうにない」──そう思われる方も多いかもしれません。
ですが、今回の新ライセンスは、業務の質を上げ、作業負担を軽減する大きなチャンスでもあります。
私たちサポータスは、Claris公認パートナーとしての知見と600社超の支援実績を活かし、
お客様にとって最適なライセンス導入と運用をご提案いたします。
「FileMaker ライセンス」に関する疑問やご相談は、いつでもお気軽にご連絡ください!