元々、発注書や報告書など多くの管理業務を紙を使って行なっていたという。業務が非効率だと感じていた渡邉氏は、そこをシステム化によって改善したいと考えた。
「当時は全国で1,000店舗以上ある店舗からの発注をファックスでもらったり、営業が電話で発注内容を受けてそれを紙に書きマーケティング部に送っていたりしていました。営業の負担はかなり大きくなってしまうし、いくつものフローを通る過程で、入力ミスがあったり伝達漏れが発生していました。システムの導入によってそこを少しでも改善したいと考えました。」 (渡邉氏)
しかし、当時の業務フローは複雑で、店舗数も多くいきなり全てを変えるのは難しいと感じた。そこで、スモールスタートで少しずつ改善していくことを目指した。
