自動入力されるように設定する|ゼロから始めるFileMaker 開発

前回は、実際にExcelで作られた個人情報データをFIleMaker に変換し、

レイアウトタイプの違いについて勉強しました。

前回の記事はこちら

ゼロから学びたい方はこちら

今回は、このデータに新しく情報を追加することを考えて

より使いやすくするための設定をしていきます。

目次[非表示]

  1. 1.新規レコードの追加
  2. 2.ふりがなを自動入力させる
  3. 3.データ番号を自動入力させる
  4. 4.まとめ

新規レコードの追加

FileMaker では表になっている1つのデータベースのことをテーブル

1つのデータが入っている 行 のことをレコードと呼びます。

同じ種類の項目が入っている 列 のことをフィールドと呼びます。

今回は新しい人の情報を追加したいときので新規レコードの追加をします。

新規レコードの追加は基本的に

  • 全レコードの一番下にある+マークのボタン
  • ステータスツールバーの新規レコードのボタン
  • メニューバーのレコード > 新規レコード(⌘N)

のいずれかから行います。

レコードの削除(⌘E)も同じように行います。

※ここで注意したいのは、FileMaker では一度レコードを削除してしまうと

元に戻せないということです。

ふりがなを自動入力させる

新しくレコードを追加し、氏名を入力した際に

自動的にふりがなが入力されるように設定します。

メニューバーのファイル > 管理 > データベースから

フィールドの姓の項目をダブルクリックしてオプションを開きます。

ふりがなという項目があるので

ふりがなフィールドを使用するにチェックをつけ

ふりがなを入力したいフィールドを選択します。

今回は姓_カタカナ_なのでふりがなの形式は

全角カタカナを選択しました。

名フィールドも同じように設定します。

実際に氏名を入力し、入力を確定させると

自動的にフリガナが入力されたと思います。

(入力の確定はテーブルの外をクリックするとできます。)

便利ですね!

新規レコードを追加した際に連番をいちいち手入力するのも面倒ですよね。

これも同じように自動入力できるように設定しましょう。

データ番号を自動入力させる

先ほどと同じように

メニューバーのファイル > 管理 > データベースから

フィールドの連番の項目をダブルクリックしてオプションを開きます。

入力値の自動化の項目にある

シリアル番号にチェックをつけ

新規レコード作成時に自動入力されるようにします。

この場合は50番まで既にあるので次の値は51、

1ずつ増えていくので増分は1です。

また後から連番の値を間違って変更してしまうと厄介なので

データ入力時の値変更の禁止にチェックをつけOKを押します。

これで設定は完了です。

新規レコードを作成した時に自動的に連番が入力されていると思います。

まとめ

今回は

  • 漢字で氏名を入力した時にふりがなが自動入力がされる
  • 新規レコード作成時に自動的に連番が入力される

ようにシステムを作りました。

自動入力の設定は基本的には

メニューバーのファイル > 管理 > データベースから行います。

このように細かい設定をして、FileMaker がより便利に使えるようになると

作っていても楽しくなります。

次回もこの調子で勉強していきたいと思います!

柏木

FileMaker 開発初心者。Webコーディングの仕事をしていたところ、 ひょんなことからFileMaker 開発の勉強をすることに。 機械は裏切らないという理由からプログラミングが好き。

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